［CSA］Ehical farming 2025（第４期）申込

生産者と消費者が協力するコミュニティの中で、自然の恵みや暮らしに役立つ術が得られる加入型プログラムです。

期間は2025年4月より一年間！
みんなで農場を運営しましょう！


CSA（Community Supported Agriculture）は、1980年代の米国の北東部で生まれたとされる農場運営スタイル。
年間に農作物の生産に必要な費用を先払という形で集めることにより安定した食料生産をしようという概念がベースとなっています。

現在では欧州やアジアでもCSAの導入が進んでいますが、その中でも普及している米国の場合、12,549もの農場が取り組むポピュラーなスタイル（※）となっています。
※米国農務省（USDA）農業センサス（2007）


CSAには様々な形態があり、米国農務省（USDA）は以下のパターンを代表例として挙げています。

１．生産者主導型
生産者が消費者に働きかけCSAを作り上げます。
農業者が人々に働きかけてCSA会員になってもらうが、農業運営に関する意思決定は生産者が行う型です。

２．消費者主導型
上記の反対でCSA会員が生産者に働きかけます。
会員がCSAを運営し、生産者はCSAに生産を委託される形をとります。

３．生産者協働型
生産者が集まりCSAを作り上げて会員を募集します。複数の農業従事者が集まることで、多種多様な農産物がCSA会員に提供される利点があります。

４．生産者/消費者協働型
生産者と消費者が協力してCSAを運営します。
各々の主体性を尊重しながら役割や技能を補い合う形で農産物の生産や分配、また暮らしに必要なスキルの習得などをサポートします。
弊社が採用しているのはこの類型です。


弊社CSA“Ehical farming”に加入すると、以下のものを得ることができます。

１．農場生産の「食べもの受取」
（１）有機JAS認証の野菜
　　　・3～4品目/回、10回/年
（２）純粋蜂蜜
　　　・1.0㎏程度、2回/年
２．農場企画（Open farming）ご招待
　　・4回/年、季節を感じられる農業イベント
３．CSA専用協働菜園“CSA畑”の使用
　　・協力して栽培した農産物の分配が可能

この他にもコミュニティ内でスピンオフ企画（別途実費）を立案・実施することも可能です。
ex. スピンオフ企画例
・土窯でパンを焼いてみよう（2023、2024）
・里山に出かけてみよう（2023）


昨シーズンからの変更点ございます。

１．プランの統合
第3期までは受け取る品物や量に応じたバリエーションがございましたが、本シーズンより１本化することとなりました。
不足がある方は必要に応じて追加購入や別途立案などの選択肢を選ぶことができます。

２．野菜の品目
農場の作付計画再編により、栽培品目を減らしより高品質な農産物のより多く生産をすることとなりました。
従来より受け取り「品目」は減りますが、CSA畑で様々な野菜やハーブを栽培してみましょう！

３．食べもの受取
第三日曜日の午前中を「食べもの受取日」として設定しています。
受取日の3日前までに「現地受取」または「配送」をお選びいただき、配送の方は所定の手続きをお願いいたします。
いずれも難しい場合は翌月に累加した量にすることも可能ですので、事前にご相談ください。

３．野菜の受取形態
受取日の朝、畑で収穫された野菜がまとめてカゴに入った状態で農場に運び込まれます。
受け取る野菜の整形や計量、洗浄や袋詰めといった“調製作業”は、各自又はコミュニティで協力して行ないます。
農業の現場で実際に行われている工程を実践することができます。


最後に全シーズン共通の注意点です。

１．途中解約による返金
CSAという取り組みの形態上、途中解約による返金はお受けしかねます。

２．不作による受取量の減少
CSAという取り組みの概念上、不測の天候不順等による受取量の減少が生ずることがあります。
（第1期～第3期までに受取量の減少は発生していません）
極端な不作等が生じた場合、イベントの追加開催等により補填をすることがあります。

３．受取日3日前までにご連絡がなかった場合
野菜の性質上、一度収穫すると鮮度維持が難しいものが多くございます。
受取日3日前までに「現地受取」「配送」の選択並びにご指示がなかった場合は「受取しない」ものとして取り扱い、受取日当日の収穫量を削減をさせて頂きます。
食品ロスや農産物を得る機会損失の防止にご協力をお願いいたします。

４．不測の事態によるご連絡
受取日前日や当日等に不測の事態が生じて受け取りができない場合は、速やかにご一報ください。
状況に応じた対応をさせて頂きます。
昨今新型コロナウイルス感染症流行以降に衛生管理が強化された時流等もありますので、感染症による体調不良が疑われる際は無理せず、まずはご連絡下さい。


言葉だけ聞くと難しそうに見えるCSA。
農産物の受け取りができる他にも、加入のメリットは数多くございます。

加入者の方々の様子を見ていると、要点だけ押さえれば案外心地良いものなのかもしれません。

公園やテーマパークにはない、
「落ち着いて楽しめる自然豊かな場の提供」

スーパーマーケットにはない、
「自然と食べもののリアルを経験できる」

学校や仕事場にはない、
「時間の過ごし方やゆるやかな人との触れ合い」

民俗資料館にはない、
「自然の中で生き続ける文化とその実践」

こうした多面的な要素が、心や体を健やかに保つ要素として機能しているのがCSAの醍醐味。
最初は緊張した面持ちでも、馴染んでいく中で各々が感じる価値を見出しています。

性別や年齢、家族構成、居住地が異なる方が集まるCSAコミュニティは、“令和の農村”の姿なのかもしれません。


「農業とかやってみたい！」
「市民農園やりたいけどちゃんとできるかな？」
「自然の中で過ごせる場があったらいいな」
「何か学びが得られることはないかな」

「自然」、「農」、「食」にご興味のある方には
CSAがピッタリ！

農場のスタッフは全員が専門知識や技能を持つ現役の農業者や養蜂家で構成されています。
分からないことや難しいことがあってもアテンドすることができます。

ご不明点等がございましたらお気軽にご相談ください。


それでは来年の春、お会いしましょう！
ご加入、お待ちしています。